[コメント]
「久々の相談室ですな。」
「最近ちょっと忙しかったからね。その間に世の中も色々事件が起きたんだって?」
「そうですな、バット少年とか雪印の食中毒とかで持ちきりですよ。」
「バット少年って?」
「バットで後輩と母親を死傷させた少年ですよ、ガチャPンは知らないのですか?」
「うん、初めて聞いたよ。でもそんなことで話題になるなんてズルいなぁ。ボクなんかいっつもバットで人を殴ってるのに誰も相手にしてくれないんだ。」
「それは見ないふりをしているのでしょうね。」
「まったく、人が体を張ってボケてるんだから、ちゃんとつっこんで欲しいよね。」
「体を張っているのは殴られている皆さんですけどね。」
「何か言った?」
「いえ、何も。」
「そう、ならいいけどさ。ところで今回の相談は一体なんなの?」
「えーとですね、妖怪人間の皆様からで、早く人間になりたいということです。」
「なればいいじゃん。」
「でもそう簡単にはいかないですよ。実際、1年間の放映期間じゃダメでしたし。」
「そうなの? う〜ん困ったなぁ、どうしよう・・・・じゃあ、却下。」
「却下?」
「だってここは”臣民相談室”でしょ? 臣民ってのは人間だけなんだよ。だから妖怪さんからの相談はお断りっ!」
「ひどいですねぇ、ガチャPンは。でもそれを言うならガチャPンこそ人間ではないですよね。」
「ううん、そんなことないよ。だって背中のチャックを開ければ・・・」
「チャック!?」
「え、あ、いやチャ、チャック・ウイルソンはどこにいったのかなぁ。」
「誤魔化したってダメですよ。今、確かに背中のチャックと言いましたよね?」
「何でもないよ、気のせい気のせい、あははは・・・・・」
「そうですか、ガチャPンはチャックですか、ほぉ。」
「だ、だから気のせいだってば。」
「色々あるんですねぇ。私はマジックテープ・・・」
「マ、マジックテープ!?」
「あ、いや、その・・・・・お、すみませんね、これからちょっと用事がありますので、これで失礼しますよ、またお会いしましょう、さようなら〜」
「あー逃げたなぁ! 待て〜!」
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