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_スウィートホーム


.タイトル スウィートホーム
.ジャンル RPG型アドベンチャー
.発売日/メーカー 1989年12月15日 / カプコン
.進み具合 半身を引きずる男に遭遇だっ!!(2004/1/24)




スウィートホームという映画を知っているヒトはどれだけいるでしょうか。名前とは裏腹のとても恐ろしい映画です。幽霊屋敷に閉じ込められた一行が脱出するまでの物語ですが、これがファミコン上で再現されています。

特筆すべきは開発メンバー。なんと、後にバイオハザードを生み出すグループが担当しているのです。そう、このゲームはカプコンから発売されているんですね。

現在でも十分通じる恐怖の物語をじっくり見ていくことにしましょう。



_キャー! 屋敷に閉じ込められた!!


天才画家、間宮一郎のフレスコ画を求めてTVクルー一行がある屋敷にたどり着いた、という設定からこのゲームはスタートします。プロデューサーの和夫をリーダーに手下4人が屋敷に突入していきますが、
この時点からおどろおどろしい雰囲気が漂います。このあたりの演出は後のバイオハザードにも十分生かされていますね。

先に進む前に簡単にメンバーの説明をしましょう。

プロデューサー星野和夫は取材班のリーダーで、皆を引っ張る中心的な役割を果たします。所持品のライターを駆使してありとあらゆるものを燃やします。ぼーぼー。
手下1の田口亮はカメラマンとして活躍します。盗撮歴10年の経験を活かし、幽霊屋敷をあらゆる角度から撮りまくります。パシャパシャ。
手下2の早川秋子はクスリの魔術師。どんなにクスリも彼女にかかればイチコロ(?)という腕前。末端価格は据え置きです。
手下3の星野エミは和夫の妹でピッキングのプロ。間宮邸のあらゆる扉を開けることができます。最近はサムターン回しも覚えました。
手下4のアスカは苗字のない家なき子。ハンディ掃除機で何でも吸い込んでくれます。ゴーストバスターズの吸引機みたいにならないのが珠に傷。ぶおーーん。

えー、どうしようもない説明でしたね。映画を見たヒトは知っていると思いますが、要するにプロデューサー(山城新伍)を先導にディレクター(宮本信子)、カメラマン(古舘伊知郎)が随行。取材ですからレポーター(福田福美)も参加していますが、興味本位でプロデューサーの妹(NOKKO)も来ちゃいました、というところです。古館が出演していたのは意外でした。この頃からアナウンサーを越えて芸能活動してたんですね。

映画ではこのあと無事に取材が始まるのですが、ゲームではそうはいきません。容量の関係もあったのでしょうか、いきなり間宮夫人の亡霊に呪いをかけられてしまいます。このため、屋敷の扉は崩れ落ち、最早先に進むしかないのです。多分、ゲームしかやっていないヒトには意味不明の言葉でしょう。実は間宮夫人、30年前に子供を不慮の事故で亡くし、それからとある事件があって自殺したんですね。ですから、こんな趣味悪い服装をしているんです。決してバブル期の流行ファッションであったわけではないです。

入り口が塞がってしまったのですから前に進むしかないのですが、いきなりここで問題が発覚。どうやら先ほどの衝撃でガラスが割れてしまい、次の部屋へ通じる扉の前に散らばってしまったようなのですが、プロデューサーご一行はこの上を歩けません。きっと小さいときに工事現場でクギを靴の上から踏んで刺さってしまった派なのでしょう。

こんなときは掃除機のプロフェッショナル、アスカを操作してガラスを吸い込んでしまいましょう。皆さんもアスカを見習って、万一に備えて日頃から掃除機を持ち歩くようにしてはいかが?最後の1枚までトコトン吸い尽くしたら、好きなヒトと組になって部屋を出ましょう。このゲームは一人でも行動できるのですが、100%死ねますので必ず仲間と仲良くしておきましょうね。

今回はカメラマンの田口とともに外に出てみました。外へ出ると右手と左手に部屋が見えるのですが、右には入れないようなので左の部屋に入室します。扉を開ける前にはノックを2回しておくと好印象です。

中は巨大なフレスコ画が飾られているのに加えてテーブル上にいくつかのモノが転がっているだけです。でもここで。フレスコ画を写真でとると秘密の文字が浮かび上がってくるんですよ。そのときの写真が右下図になります

どうやらとても芸術性が高いようで、私には何を表現しているのかが分かりませんでした。やはりファミコンの限界によるところが大きいのでしょうか。いやいや、そもそものデッサンが狂っているような気もします。しかし、それでも撮るのがカメラマン。パシャパシャと次々にシャッターを押しています。そして出てきた謎のメッセージ。

「こんや 12時 だれかが死ぬ」


すみません誰も死にません、いや、場合によっては全員死にますが・・・。実際には次の通りに書かれていました。
1がつ 6にち
やしきの なかの フレスコは
3まい ひとくみで
ひとつの なぞを ときあかす

何やら意味ありげなメッセージです。どうやら少なくとも3枚のフレスコ画があるようです。もともと取材の目的はフレスコ画だったのですから、一石二鳥じゃありませんか。早速残りのフレスコを探し出したいところですが、テーブルを良く調べて果物ナイフを手に入れるようにしてください。この先、様々なところで虫や霊が出没します。それらを撃退するためにも、ここでしっかり武器を取っておきましょう。

これから先が屋敷探索の本番です。気を抜いて成仏しないように気合を入れていきましょう。
(2004/01/23)



_キャー! 屋敷に閉じ込められた!!

前回は左の部屋でフラスコ画を発見しましたが、右の部屋にも何があるのか気になるところ。好奇心には勝てません。さっそく開けてみようとチャレンジしますが鍵が掛かっている模様。ここでは伝説のピッキングマスター、エミに活躍してもらいましょう。持つべきものは妹ですよねぇ?

軋んだ音とともに扉が開きます。その先には東へ伸びる廊下がありました。しばらく進むと、なんと青白い物体がこちらへ向かってくるではありませんか。屋敷に取り残された人の怨念のようですが、興味本位で触れるのは避けた方がよさそうです。触れた人物は屋敷の別の場所へ飛ばされてしまいます。この時期の一人歩きは死んでも文句は言えません。まだ一人でおつかいできるほど強くないのではやる気持ちをグっと抑えて下さい。

さらに歩みを進める和夫と田口ですが、何やら怪しい気配が感じられます。さらに歩みを進めたとき!!突然画面が切り替わり何かが現れました。

ウジです。直接的な名前で登場するのがこのゲームの恐ろしさ。普通、こんな屋敷の中でウジの大群に遭遇したら誰だってチビりますよね。私はブラウン管越しにチビりました。しかし、何よりもこんなにたくさんのウジが近寄ってきたら、もっと遠くから気づきますよね。どうやら視界もままならないほど屋敷の中は暗いようです。

さて、一流のプロデューサーはウジ虫が数千匹登場しようとも慌ててはいけません。懐からライターを取り出したら、さりげなく火を放ちましょう。ウジがボーボーと燃え出します。

他にも悪魔の人形などが屋敷を徘徊しているので注意しながら先に進みます。

廊下の先は暗がりになって、なにかメモが置いてあるのが辛うじて確認できる程度です。前の部屋で入手したローソクに火をともしてみましょう。あたりの様子が伺えるはずです。メモには次の文面が書かれていました。
穴に人が落ちてる……
それを、別の人が
引っぱって助けてる……

言葉の意味がよくわかりません。当たり前すぎて腹を抱えてしまったのですが、それも次の場面まででした。床の裂け目の先にあるヤリを入手しようと板を渡して取りに行ったのですが、帰り道、再び板の上に乗った瞬間、音を立てて板が割れてしまいました。床穴に転落しそうになる和夫、一体どうしたらいいのか!

所変わって、アスカたち3人組はまだ最初の部屋から移動していませんでした。ボーっと物思いに耽っていたとき、遠くから和夫の悲鳴がきこえるではありませんか。すかさず声のした方へ向かうと和夫が床穴に転落しかかっています。「なかま」コマンドで救出できますので早く助けてあげましょう。

このゲームは仲間全員が床に落ちてしまうとその時点でゲームオーバーです。かならず相手を助け合える範囲で行動するようにしましょう。まだまだスウィートホームは始まったばかり。先は長いです。
(2004/01/24)


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