【エフラム×エイリーク】
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究極のシスコンです。現実にこんなお兄さんがいたら、妹は一生結婚できません。 |
| 1回目 |
エイ「もうじき・・・ですね。」
エフ「ああ、そうだな。もうじき、戦いは終わる。魔を倒し、この大陸を人の手に取り戻す・・・
そして、俺たちの祖国ルネスを再び立て直す。」
エイ「はい・・・兄上がルネスの王になられ、私はそれをお助けします。みんなが幸せで、争いのない豊かな国・・・
昔、三人でそう語り合ったように・・・」
エフ「三人・・・か。昔は・・・ここにリオンがいたな。俺たち三人で、お互いの未来を語り合った。」
エイ「はい・・・たくさんのことを話しました。でも、リオンは・・・」
エフ「・・・・・」
エイ「兄上・・・兄上は・・・どこかへ行ってしまったりしないでください。どうか、ずっと・・・」
エフ「ああ、わかってる。どこへも行かないさ。俺がお前を放っておくはずないだろう?」
エイ「兄上・・・」
エフ「お前の気持ちは、俺が一番よくわかっている。生まれた時から・・・いや、生まれるより前から・・・
俺たち二人は、ずっと一緒だったんだからな。これからも・・・いつまでも一緒だ。」
エイ「はい・・・兄上。」
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| 2回目 |
エイ「はっ・・・はっ!」
エフ「エイリーク、もっと前に踏み込め。槍使い相手では、いくらお前でも身をかわすことは容易ではない。
初手で仕留めるんだ。敵に動く隙を与えずに。」
エイ「はい、兄上!ご指導ありがとうございます。やはり、私はまだまだ未熟です。」
エフ「いや、そんなことはない。しばらく見ないうちにかなり上達していた。驚いたぞ。
今のお前なら俺といい勝負かもしれないな。」
エイ「そうでしょうか・・・?でもこんな力なんて・・・不要な世であれば一番なのですが。」
エフ「そうだな・・・お前は根が優しい。今まで戦いを続けるのは・・・辛かっただろうな。」
エイ「はい・・・今は・・・少しでも早く、戦いが終わることを願うだけです。
こんな戦・・・誰も望んでいないはずなのに・・・なぜ・・・止められないのでしょうか。」
エフ「・・・そうだな。いつの時代も戦はなくならない。古の時代、魔物がいた時期は魔物と戦い・・・
魔物がいなくなれば人同士で争い、戦争を繰り返した・・・リオンがそう言っていたな。」
エイ「はい・・・戦が愚かだと知っていながら、人はなぜ過ちを繰り返すのでしょう・・・
戦で得られる富より、協力して得られるものの方がずっと多いのに・・・」
エフ「そうだな・・・だが、俺には・・・少しわかる気もする。」
エイ「兄上・・・?」
エフ「俺は平和を・・・ルネスの再興を願っている。戦争など馬鹿げたことだ。そのことも十分承知している。
だが心のどこかにある・・・戦いを欲する衝動は否定できない。この槍を握っていると、特にな・・・」
エイ「兄上・・・」
エフ「これは、俺が男だからなのかもしれん。いや、それとも戦う者がもつ業のようなものなのか・・・
槍の腕が上がれば楽しい。敵と戦って勝てば嬉しい。だが強くなればなるほど・・・もっと戦ってみたくなる。
己の力がどこまで通じるか、試してみたくなる。愚かなことだが・・・その気持ちは確かに俺の中にある。」
エイ「兄上・・・」
エフ「俺を軽蔑するか?」
エイ「いえ、そのような・・・でも兄上・・・その戦いはどうか、国と民のためのものであってください。
私欲や諍いのために起こすような戦いだけは・・・」
エフ「ああ、わかってるさ。俺もそこまで愚かではない。お前の泣き顔は見たくないしな。
それに、そんなことを言い出せば、お前の剣で成敗されそうだ。」
エイ「あ、兄上・・・!」
エフ「ははっ、冗談だ。」
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| 3回目 |
エフ「エイリーク、無事でいるか?」
エイ「はい、兄上。」
エフ「俺が傍にいる。何かあればすぐに呼ぶといい。いつでも駆けつけるからな。」
エイ「はい・・・ありがとうございます。でも、私も戦います。兄上に守られてばかりはいられません。
私は、兄上の妹ですから。」
エフ「エイリーク・・・」
エイ「あ、兄上・・・!?何を・・・?」
エフ「いや、沈んだ顔をしているから、昔のように頭をなでてやろうかと思ってな。」
エイ「や、やめてください。そのような子供扱いは・・・」
エフ「ああ、すまん。つい癖が出た。けど、小さい時はなでてくださいってお前の方からせがんできたんだが・・・
憶えてないか?
エイ「お、憶えてません!そんな昔のこと・・・あ・・・兄上はもう少し場というものを考えてください。
仲間たちにこんなところを見られたらなんと噂されるか・・・」
エフ「確かにそうだな。すまん、お前がいやがることをするつもりはなかった。許してくれ。」
エイ「い、いえ・・・いやというわけでは・・・ないのですが。」
エフ「じゃあ、やっぱりした方がいいのか?」
エイ「そ、そんなことは・・・」
エフ「ははっ、すぐ赤くなるところは昔から成長してないな。」
エイ「も、もう!兄上・・・怒りますよ!」
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| 8章にて: |
エフ「エイリーク 無事か!」
エイ「あ、兄上・・・!?生きて、生きておられたのですね!」
エフ「ああ、俺ならちゃんと生きている。レンバール城を脱出し、皇帝ヴィガルドに一矢報いてやろうとグラドへ入ったが・・・」
エフ「お前が敵の策略にかかったと聞いて慌ててここまで追ってきたんだ。どうやら間に合ったようだな。」
エイ「申し訳ありません。私 兄上をお助けしようとして・・・それなのに 逆に兄上にご迷惑を・・・」
エフ「何を言っている。お前は俺を助けにきてくれたんだろう?お前のその気持ちだけで十分だ。敵を倒すぞ、エイリーク。」
エイ「はい!」
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| 15章にて: |
エフ「エイリーク!」
エイ「兄上・・・!幻では・・・ないのですね。本当に・・・」
エフ「ああ本物だ。待ってろ。今敵を片付ける!」
エイ「・・・兄上 幼い頃からそうでした。兄上はいつだって私を守ってくれる・・・」
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